この間の動きについて

ブログの更新について間が空きました。この間の動きをご報告します。

1陣訴訟(2020年1次提訴、2022年2次提訴)について、10月16日と12月4日に尋問を行いました。それぞれ、被災者である原告本人の尋問です。

お二方とも緊張を隠しきれませんでしたが、事前の打ち合わせを踏まえて、自分が経験した作業についてしっかりと答えていました。そして、自らの被害の受けた被害の深刻さ、石綿製品の製造・販売を続けたメーカーへの怒りも述べ、聞いている側にも伝わってくるものがありました。

また、2陣訴訟(2023年提訴)については、11月13日に第1回口頭弁論期日が開かれました。弁護団からの意見陳述のほか、被災者である原告本人からの意見陳述も行われました。5分程度ですが、途中で息が苦しくなり、休みを入れながらの意見陳述で、被害の実相が裁判官にも分かったのではないかと思います。

1陣訴訟の1次提訴から3年が経ちました。高齢の原告も多いことから早期の解決が求められます。1陣訴訟では来年3月4日13時45分から次の原告本人尋問が行われます。来年は尋問を集中的に行い、結審に向けて進めて行く予定です。